[ Files on REASON ]

REASONで扱うファイルについてのインフォーメーション。

■Refill (*.rfl)
REASONを扱う上で絶対に必要になる音源素材の詰まったファイル。
Factory presetやOrkesterなど標準で膨大かつ強力なライブラリが付属している。
WAVE、AIFF、RSN、RPS、REX、RX2の他、各モジュールの音色ファイル等を圧縮して格納。
圧縮率は概ね50%との事。製品からOnline配布など世界中で活発に動きの有るファイルでもある。

Propellerhead Official Siteにて公開されている「ReFill Packer」を使う事で、
ユーザーがReFillを制作する事が可能となる。現在最新版はVer3だが、後日Ver4が登場する模様。

■Patch file (*.cmb/zyp/thor/xwv/smp/sxt/drp/rv7/sm4)
1つ音色やエフェクトの設定などを納めたファイル。拡張子に対するmoduleは以下の通り。

 *.cmb = Combinator
 *.zyp = SubTractor
 *.thor= Thor
 *.xwv = Malstrom
 *.smp = NN-19
 *.sxt = NN-XT
 *.drp = ReDrum
 *.rv7 = RV7000
 *.sm4 = Scream4

■ReCycle! File (*.rex/rx2/rex2/rcy)
同Propellerhead社の製品ReCycle!で作成された波形を含めたファイル。
ループを細かく分ける事でtempoへ柔軟に対応させる事が出来る画期的ファイル。
*.rex(*.rcyはWindows版)はモノラルに対し、*.rex2はステレオ対応となっている。

■Publish Song File (*.rps)
作成した楽曲をOnlineで公開する為のROM的な演奏ファイル。*.rnsとの相違点は以下の通り。

 ・パッチを含め全データ保存不可(波形書き出しも不可)
 ・COPY/CUT/PASTE不可。

要するに再生専用で、その音色を抜き出したりする事は出来ない。
(SubTractor、Thor等パラメータベースのModuleを除く)

■Song File (*.rns)
作成した楽曲のファイル。
ReFillから読み込んでいる音色を保存する事は出来ない。
環境を変えた場合やフォルダ名を変更した際にReFill参照フォルダに注意。

■Standard midi File (*.mid)
昔から標準利用されている規格のファイル。SMFと記述される場合もある。
楽曲や操作を保存する事が可能。
Formatは0と1が存在する(REASONのSMF書き出しはFormat1のようです)。
 Format 0:1トラックに全パートデータを含めている。
 Format 1:複数トラックに分かれたデータ。

REASONでは読み込んだ場合、全てのパートは空のCombinatorトラックとして作成される。
書き出し時は全トラックChannel1に設定される。
また、読み込み/書き出し共にTempo changeは無効。最初のTempoが適用される。
ReWire時REXファイルのトリガーの為にSMFとして書き出し利用する機会が多い。

■Audio Interface File Format (*.aif/aiff)
Appleが生み出した波形データのファイル。Amigaでも使用されていた。
一般的には非圧縮のリニアPCMだが、圧縮して扱う事も可能(一般的ではない)。
頭文字のAはAppleではなく、Audio。昔自分はしばらくAppleだと思っていました…。

■RIFF waveform Audio Format (*.wav)
一般的にはWAVで通用するWindowsが標準で扱う波形フォーマット。
こちらも一般的には非圧縮のリニアPCMだが、圧縮も可能。
余談だが仕様が曖昧な部分があるので開発の人間としての自分はあまり好きではない。
自分はAIF/WAVと意識する事なく使っているが、時代のせいかWAVを多く扱っている気がする。

■JPEG (*.jpg)
説明する必要もない一般的な圧縮画像フォーマット。
REASONではCombinatorの背景やSong splash(情報欄)への挿入が可能。
それらの適用サイズは以下の通り。

Combinator背景:754*138
Song Splash:256*256

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