Memories Off ゆびきりの記憶


[Official Infomation Page]

(C)MAGES./5pb.Games
[←Back 5pb.works]
[←Back]




BGM解説前編後編をまとめて1ページにしました。
サントラや本編でBGMを聴きつつ読んで頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

2012/05/17 Takeshi Abo.

Promised memories -MainTheme-
メインテーマです。
簡易作業日誌的でもある楽譜ノートを見ると、作曲は2009年11月2日となっています。
メインテーマを作る時は物語の全体を把握してから着手します。
なので作曲前はしばらくテキストファイルを延々を読む作業から入ります。
サウンド開発はプロジェクト初期に入る事が多いです。
新作ですが、歴代のメモリーズオフの世界観が既に完成している為、
イメージ作りは比較的しやすいです。しかし従来の楽曲との差別化や、
コンセプトから外れない要素など制作を重ねる毎に慎重に検討したりします。
イントロは柔らかに包み込む様な「メモリーズオフ」の暖かいイメージを。
BGMのコンセプトの1つにピアノがあるので、その音色を使って構成・展開していきます。
フワフワした音、キラキラしたシンセ的な音を意図的に加えつつ、
楽曲に厚みを加えて仕上げて行きました。

Promised memories -Piano-
メインテーマのピアノ版です。
メモオフ7も音源はスウェーデンのPropellerhead社によるREASONです。
ピアノの音色は拡張音源でもあるREASON Pianoを愛用しています。

Chinatsu -Positive love-
ちなつのテーマです。
サウンドテーマは爽やかな晴れの日、です。
明るく、テンポ良く、そして軽やかな人なつっこさを全面に出しつつ、
間奏辺りに陰りの要素を織り交ぜました。
キャラクターテーマは必ずこの「陰り」の要素を入れている感じですね。
そしてダークサイドのテーマは、その陰り部分をメインに広げて行く感じです。

I don't forgive
ちなつのテーマ、裏バージョンです。
この曲が上記のちなつテーマと紐づいていると感づいてもらえる様に作っています。
本当は曲名からも分かる様にしたかったのですが、未プレイの方などが
限定版のサントラ曲目を見てしまって「あ!?」と察してしまったりと
そういうネタバレにならないよう気をつけていたりします。
これはメモオフに限らずほぼ全てのゲーム作品に共通していて意外と気を使っています。
曲の方ですが、アレンジというよりほぼ新曲として作っています。
本作は表と裏という要素があるので、その「裏」として作りました。
表と裏が激しいキャラクターでもあるので、音の方も歪ませたりもしました。

Kasumi -enigmatic smile-
冒頭のシーンから謎めいた部分が多いヒロインですので、
BGMの方もそれにシンクロするようにイメージ作りをしました。
エレピのコードに、低くうねるベースライン。
このコンビネーションが結構気に入っていたりする曲です。
後半のリフレインするコードの上で泳ぎ出すシンセリードの構成は個人的な好みです。
関係ないですが南雲さん、というとパトレイバーを真っ先に連想してしまう私でした。
そう言えば最近Enigma、聴いてません。以前は良く聴いていたのですが…。

True memory
霞のテーマの裏バージョンです。
裏と言っても表となる部分が謎めいているので、こちらはその謎が解け、
優しさや愛らしさなどをイメージして不安要素は完全に排除しています。
音楽的にはかなり正統派?でしょうか。

Orihime -I'm teacher!-
織姫のテーマ曲です。
イントロのコードを最初に考えまして、そこから枝分かれするように
色々なイメージが出て来たのでまとまるように作って行きました。
テンション高めの明るさや、キャラクター独特の雰囲気をイメージしてます。
このイントロから左右で鳴るシンセは気に入っている音色で昔から愛用しています。
REASONのSubtractorによる物理音源です。

Lisa -freedom pace-
リサのテーマです。
この曲はメモオフでは異色になりますが、キャラクター的にも
そんな印象を受けていたので勢いで作っています。
メモオフは歪み系ギターの音を滅多に入れないようにしていますが、
リサの曲に至っては最初から入れて行こうと思う位作り方も異色でした。
という事でサウンドイメージは陽気なアメリカン女子高生です。
ドラムでズンタタズンタタというノリをメモオフで使ったのは初めて?

Shiina -my song-
詩名のテーマです。お気に入り曲です。
物語でギターの弾き語りをするキャラでもあるので、BGMにもA.Guitarを
使っています。シャッフルのリズムで軽快さを出してみました。
ギターフレーズも鍵盤で演奏していくのですが、弦楽器はニュアンスを
出して行くのがなかなか難しいので例外無く苦戦しますが、
複数のギター音色(サンプリングした自作)を組み合わせて再現しています。
サンプリングして音色を作るのが大好きです。REASON万能です。

Namasute seven
信のテーマです。
メモオフシリーズをプレイされてきている方には間違いなく説明不要でもある感じですね。
アドバイザー、そしてトラブルメーカー?重要キャラクターとして活躍してくれます。
曲の方は毎回アレンジを変えて登場、という具合です。
何故かインド風というのは、インドへ修行へ行くエピソードが有るからなのです。
という事で、アレンジする回数もかなり増えてきました。
密かにメモオフで3番目にアレンジバージョンが多い曲でもあります。
今回のアレンジは怪しさよりもポップさを全面に出してみました。
おかげで大分聴きやすい曲になってきました。
ちなみにBGM初登場は3作目?聴き比べるとその違いにひっくり返ります…。
3作目(想い出にかわる君)は修正してあるのですが、当初は更に怪しかったりします。

Slow time
メインテーマを基にした、ゆっくり時間が流れる雰囲気のBGMです。
イメージメモを見ると木陰、木漏れ日、それを眺めながら、という具合です。
心身共に穏やかな様子、ですね。
中盤から入って来るピアノの辺りからは動き出す物語をもイメージしています。

Let's go!
曲名の通りの曲です。
さて、どこに行こうか。そんなイメージです。
日常のBGMは特に耳障りにならないようにという自分の中で基準があるので、
気をつけて作っています。
こういった曲は作るのも聴くのも好きです。
この曲の場合は調が変わる部分など地味に気に入っている要素が点在してます。

FU-RYU-AN
御食事処・風流庵のテーマです。かなり気に入っています。
冒頭で書いたサウンド開発初期の「作る曲リスト」に入っている曲です。
ファミレスのテーマですね。和の要素をあまり強くせず、
それでいて雰囲気が出る様に、という指定でした。
和の要素は琴のフレーズで出す事にして自由に作ってます。
前半の雰囲気から変わる中盤のアドリブ的な部分が気に入っています。
このスネアドラムは古いRoland SC55からサンプリングした物です。
TR808の音なんて星の数ほどありふれてますが、あえてSCの音を未だ使っています。
これをサンプリングした当時はWAVEファイルなんて物はほぼ存在せず、
波形フォーマットはAIFFかSD2という時代でした。
私はMacユーザーなのでAIFFをわざと愛用し続けていましたが、
近年は仕方なくWAVEファイルをメインに扱っています。
あ、そんな事はどうでもいいですね。

Liveliness
ドタバタシーンの曲です。
バイトで忙しく四苦八苦しているコミカルな様子などイメージしてます。
色々な作曲のアプローチがありますが、この曲は旋律から作りました。
が、音楽は当然旋律以外も重要視する自分ですので、ベースやコード、
サブパート等楽しみつつ作りました。行程含めて結構楽しく出来たと思っています。
左で鳴っているクラビや、左右を往復するピコピコ音、パーカッションなど
色々なパートも同時に聴く様に楽しんでくれれば幸いです。

Recite
サブタイトル的には「モノローグ」です。
表のテーマがPromised memoriesだとすると、こちらReciteは裏のテーマです。
サウンド制作中盤に、改めてメモオフ7の全体像を意識して作ってみました。
なので「○○のシーンで使う」などの指定は無く、この曲使って下さい的な感じで
用意していたりします。凄く気に入っている曲だけに使って頂けて嬉しいです。

Fresh power
達成感を味わうようなシーンのBGMです。
この曲のポイント的にはデーッテデーッテ…とリズムも刻むベースラインでしょうか。
悩む事無く、割と即興に近い形でベースは鍵盤を叩いて入力していきました。
という事でベースラインを中心に聴きつつウキウキ気分を味わって頂ければ幸いです。
また本作メモオフ7ではこの曲を含め何曲かでカスタネットの音を使っていますが、
何だか懐かしい様な不思議な感覚になったりもします。
それは私自身の幼少〜学生時代の記憶とリンクしているからという事もありますが、
同じ様に懐かしさを感じてもらえたら良いな、と密かに思っていたりします。

Wait,wait,wait!
コミカルな緊張感を出すシーン向けに作った曲です。
サントラにも書かせて頂きましたが、「志村後ろー!」な感じです。
もしかしたらドリフを知らない方もいらっしゃるかも知れませんが、
何となく適当な想像で大体合っていると思います(^^;)
更にどうでも良いですが読みは「ウェイウェイウェイ!」でお願いします。
Full throttle
こちらは真剣な緊張感をイメージした曲です。
「最初から全力の緊張感で」との指定がありましたので、それに合うよう作ってみました。
全体の流れは作曲開始時に大体決める事が出来たので、
あとは勢いに乗って作って行きました。
分かりづらいですがツクツクパーンキチツクツクパーン!というパーカッションや
ストリングスでテンションを上げて行くコード展開辺り気に入っています。
ちなみに個人的に気に入る曲というのは旋律云々ではなく、
BGMとしての雰囲気的な所や構成、音色などから感じていたりします。
普段聴く曲もその辺を聴いていたりします。

Quarrel
言い争うシーンのBGMとして作りました。
発売前のPVでも冒頭で使って頂けたので印象に残っている方もいらっしゃるかも知れません。
言い争いといっても激しい口論ではなく、イメージは心の中で燃え広がる怒りの感情です。
怒りの感情はもの凄く嫌いですが、こういう曲を作るのは大好きだったりします。

Do you remember?
「過去の回想」です。
メモリーズオフはそのタイトル通り、記憶に関わる心情の変化が重要ですので、
こういった記憶と直結する回想シーンの雰囲気作りはとても大事かなと思っています。
色々なアプローチがあるとは思いますが、メモオフはこの曲のようにシンセサイザー的な
広がりがある音色を意図的に使っていたりします。

Ifs and buts
悲しみの感情を表した曲です。
独白的なピアノからコーラス、そしてストリングスの弦が加わっていく事で
その悲しみをスケールアップさせてみました。

Negative
不安の感情を表した曲です。
不協和音の美しさとでも言いましょうか、転調も合わせて不安な感じを出してみました。
淡々と演奏していくピアノのフレーズにシンセパッドやフルート等を載せつつ、
再びピアノへと収束していく構成です。こういった曲は直ぐ出来る場合と、
泥沼にハマる場合と二極化していますが、この曲は運良く前者でした。

Omni-heart
裏テーマBGM「Recite」のオルゴール版です。
告白シーン向けに作ってみました。

Moment of happiness
こちらも達成感を表す曲ですが、「その後」といったイメージで作りました。
今までの思い出が折り重なり合い、それぞれの思いが合わさって幸福感を
増長していくような、そんな段階的な幸せを曲にしてみました。
サントラ解説からも引用すると「日の光を浴びて太陽目指してぐんぐん成長し、
そして花を咲かせる。そんな成長過程にも似たイメージで丁寧に創りました。」
と物語性を持った曲となっています。

Since then
メインテーマの別アレンジBGMでして、嬉しさの感情を表した曲です。
こちらも上記「Moment of happiness」と同じく物語性を持たせた展開の曲ですが、
エピローグ的な雰囲気で作りました。間奏部分が特に気に入っています。
ベースやピアノ、ギター、シンセ、全パート聴いて頂ければ幸いです。

小指のパラドックス -instrumental-
こちらは私作曲ではありませんが、主題歌をピアノ+αなアレンジにしてみました。
主題歌とシンクロして効果的な演出になってくれると嬉しい所です。

Hug me forever -Memories Off-
メモリーズオフのBGMでは皆勤賞でもあるエンドテーマ「Memories Off」です。
初代からかれこれ何回アレンジした事か、という曲でもありますが、
それだけ本作に合った曲になった(と思います?)のも嬉しい所です。
こちらは激しくアレンジはせず、基本的なコンセプトを変えずに、
ピアノ基調で作って行きました。本作ではアコースティックギターがパートナーと
なったアレンジに仕上げてみました。そして徐々にいくつかの音色パートが加わり、
1つの物語として完結するような感じで作ってみました。
そして、この曲が終わると「メモリーズオフ」の物語もまた1つ終わったなぁと
充実感的な物が感じられると嬉しいなと思っています。

Regret -bygone days-
上記Memories Offと対になる曲「Bygone days」のメモオフ7バージョンです。
バッドエンドとしてこちらも定着した曲ですので、最重要曲の1つでもあります。
雰囲気を変えず、別途アレンジする難しさもありますが、その作品毎のカラーを
アレンジで出そう!という意欲もあって制作はとても楽しかったりもします。
同じくアコースティックギターをアレンジのパートナーとしてピアノと共に
演奏させてみましたが、本アレンジはどうだったでしょうか。
Regretとは後悔という意味です。かなりダークで後ろ向きな心情の曲です。
余談ですが、この曲は2バージョン存在します。
本編では演奏時間が長いという事で短いアレンジの物が演奏されますが、
サントラに収録されている物は元々のロングバージョンとなっています。

レッツゴー☆ペタペタ
劇中アニメの主題歌です。
作曲が凄く楽しかったりしました。
頭の中で絵コンテが勝手に出来てしまいまして、
それにイメージを合わせて作ってみました。ノリはハウス名作劇場です。
以下の歌詞で是非歌ってみて下さい。

はるか 遠く めざしてGO☆GO!
だけど 強い ひざしはOH☆NO!
ギラリと鋭いまなざしに
キラキラ輝くこころざし
なにがあってもくじけるもんか
心意気なら一鳥前
ペンギンだけどいぶし銀
おいらイケてるイワトビペンギン
泣く子もだまる ぎんじろー!

Shiina's phrase
詩名の鼻歌、です。
詩名のテーマ曲をA.Guitarソロにしてみた感じです。

Negative -piano-
不安をイメージしたNegativeのピアノソロです。

Chinatsu -music box-
Kasumi -music box-
Orihime -music box-
Lisa -music box-
Shiina -music box-
各ヒロインのテーマ曲のオルゴールアレンジです。
ピアノとは違った優しさが出て来る印象です。

Chinatsu jingle 1
Chinatsu jingle 2
Kasumi jingle 1
Kasumi jingle 2
Orihime jingle
Lisa jingle
Shiina jingle
Sin jingle
思いつきで各キャラテーマを使ってブリッジ的なジングルを作ってみた所、
本編で使って頂ける事になりました。当初はもう少し長かったのですが、
導入に向けてかなり短く1小節程度に納めてみました。


当ホームページの転載は行わないで下さい。

[←][Back to TopPage]
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送