Off |
曲名の通り、政治的な事から解放されたオフの時のBGMとして作りました。
明るい日常とまで行かず、どこか若干引っかかりつつ日常生活を楽しむ様子を表してみました。
解放少女のBGMでは透明感も持ちつつも癖のあるシンセサイズされた音色を意図的に使っています。
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Mechanical dance |
解放機ドックや研究室などメカニカルなシーンのBGMとして作りました。
本作品で初期に完成した曲でもあり、お気に入り曲の1つでもあります。
完全デジタルにはしないようにしつつ、色々面白い音を入れてみました。
フィルター系のイフェクターも多めかも知れません。
例によって音源はPropellerhead社のREASONのみによる演奏です。
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新日本高等学校 |
学園生活のBGMですが抜け明るいイメージではなく、こちらもある程度の気がかりな点を
引きずったようなイメージを持ちつつ作ってみました。
翔子が大統領だったりキーキャラクターが官僚だったりするのでそういったイメージとなってます。
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ノーカラー |
ノーカラーという階級のテーマ的なBGMです。
政治的な事とは割と無縁な日常を生きる、そういったイメージを持ちつつ
明るくも暗くもないニュアンスで作ってみました。
グルーブ感を出しつつ、シャープな音と淀んだ音を組み合わせてます。
結構気に入っている曲です。
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喫茶マハトマ |
喫茶マハトマのBGMです。
上記ノーカラーのアレンジ曲になっています。
落ち着きを前面に出した雰囲気になるよう作ってます。
アコースティックなギターとピアノが他の伴奏陣を率いる感じです。
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夜 |
夜、海堂が1日を振り返る時などを想定したBGMです。
ゆったりとしたピアノとシンセパッドのコードで進んでいくと、
ポツポツと記憶の片鱗が泡の様に浮かび上がって消え、また浮かんでは消え…
そんなイメージです。
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ミスティクルダイブ |
本作の鍵となるミスティクルダイブ時のBGMとなります。
神秘さを強調しつつ、その中で徐々に人の心のシンソウ(深層・真相)に
迫って行く様子をイメージしました。
音色の方も深さを普段より意識しています。
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Mind view |
同じくミスティクルダイブ時のBGMです。
更なる深層に潜り、モヤモヤしていた心の中に埋もれていた1つのキーを
見つけた時のようなイメージです。
シンプルな曲でありつつも、色々と揺れ動く音色を使ってそれらを表現してみました。
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The one of memories |
大事な記憶、モノローグ、そういった心の中にある物。重要シーンのBGMです。
キラキラした音色によるソロで作ってみました。
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命 |
人の命に関わる悲しい出来事をイメージしたBGMです。
感情の動きに合わせて音楽による演出効果が出ていればいいなと思っています。
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独白 |
こちらも悲しさをテーマにした曲ですが、「命」より心情的な悲しさを表現してみました。
ピアノソロで作ろうかと思っていましたが、こちらも僅かなシンセを薄く加えて、
音による世界観の構築を意識してみました。
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Anxiousness |
不安な心情を表したBGMです。
イントロ部分は割と即興的なコードワークです。
そのまま不協和音の美を楽しみながら作った感じです。
こういったBGMらしいBGMは作っていても楽しいです。
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疑念の足音 |
こちらは怪しげな動作など、不穏な行動などのBGMです。心情的なBGMが続きます。
こういった曲も作るのが大好きだったりします。
恐い系統の曲ですが、私はワクワクしてしまう派だったりします。
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Everyday |
こちらは争い事や政治的な要素がすっかり抜け切った学園生活を楽しむ様子です。
本編での文化祭をイメージしています。諸々調整しVersion3のmixとなってます。
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Outbreak |
緊迫シーンのBGMです。犯人を追いかけるような心境をイメージしてます。
弦楽器パートのいくつかは夜長オーケストラさんの素敵な演奏を使わせて頂いてます。
色々なシンセサイズされた音色の上に生の弦楽器が入る事で独特な厚みが作れました。
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クーデター |
混乱発生のBGMです。軍事的なイメージをしてます。
重く、不測の事態に躊躇するような心境を音楽にしてました。
軍事的というと何となく頭打ちのリズムをイメージしてしまうのでした。
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An archaic culture |
リストを受け取った時点で「?」だった曲でした。
サウンドリストでは「カラオケ」となっていたので、てっきり登場人物達が
現代的なカラオケに行くシーンかな?と思っていました。が、実際は全くの想定外でした。
音楽だけ聞くと、これから「カラオケ」を連想するのは至難の業かと思います。
本編をプレイされている方は「なるほど」と思われる事かと。
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American |
凪冴やオスカー登場時のBGMです。そのテーマに近いニュアンスです。
アメリカン、という指定がありましたので、解放少女の音楽観を踏まえて要素を含めてみました。
明るく堂々としている様子などイメージしてます。
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本性 |
本作でお気に入りBGMベスト3に入る曲だったりします。
本性が出て来た、そんなシーンの切迫したイメージです。
曲中で拍子が色々変わって行きます。音楽の基礎部分でもある拍子がコロコロと変わるところは
その本性表現への心変わり的なイメージから来ています。
3拍子、4拍子、7拍子、11拍子を混ぜてます。
こういう曲は作っていて楽しすぎます。
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Joker |
おちゃらけたBGMです。シンとのやりとり等です。
イメージしやすく、作りやすかった印象あるのであっという間に出来た感じです。
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Serious matter |
重いシリアスシーンのBGMです。
こちらの弦楽器も夜長オーケストラさんに演奏して頂いた物を混ぜてます。
おかげさまで素敵なミックスをする事が出来ました!ありがとうございます。
コーラスはサンプリングではなく、ノイズ波形からフォルマントフィルターを通して
造り出している物理音源的な音色です。フォルマントを操作出来るので、
母音をコントロールチェンジの数値で作れる様にしているお気に入りの音色です。
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ユラン |
語りかける神秘、というイメージです。
神秘的だけど、どこか神懸かり的な恐さと静けさがある、という要素をイメージしてます。
神秘さを出すのには7度以上の高テンションコードと、コードの移動を意識してます。
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Investigation |
捜査シーンをイメージしています。序盤のチュートリアルからの聞き込み、などです。
こういう曲も作っていて楽しいです。微妙なグルーブ感を意識しています。
ベースライン辺りにその作る楽しさが出ているかな、と思ったりします。
シンセの音色もこだわってますので、音色単位で聞いて頂けると更に嬉しかったりします。
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リベレイターズ |
ミスティクルダイブ後の心象風景、のBGMです。
切ない思い出シーンをイメージしています。
優しいピアノと懐かしさを彷彿させる音色・和音など考えています。
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Now and history |
これまでの歴史、のBGMです。
ゲーム開始直後の歴史解説をイメージしています。
冒頭という事でBGMの印象が強く付く重要な曲なので慎重に作りました。
一度出来たバージョンはボツにしまして、バージョン2(3?)として再構築しました。
アコースティックギターは解放少女の音楽の裏設定的な要素だったりします。
プロジェクトに入る際の打合せ時に、「ソングライン」というキーワードを頂きました。
過去から未来へ受け継ぐ記憶、という意味でアボリジニ文化であるソングラインを
人類の向かう未来・元来の自然との調和などと掛けています。
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TSU-BA-SA 〜Piano〜 |
HIMEKAさんが歌うエンディングテーマ「TSU-BA-SA」のピアノソロ版です。
BGMとしても使う為阿保がアレンジさせて頂きました。
演奏していて心地良い流れと響きになるよう意識しています。
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