伯爵と妖精 〜夢と絆に想いを馳せて〜
(C)谷 瑞恵/集英社・アシェンバート伯爵家/(C)5pb. Inc.

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BGM LIST
01Earl and Fairy -Main theme-
02Unfamiliarity
03The choices
04Soft heart -Edgar.J.C.Ashenbert-
05Soft heart -Lydia Carlton-
06Smiling waltz
07Dimly thing
08The opaqueness
09Victory was seen
10Far relief
11Virtuously fairy
12Wicked fairy
13The fairyland
14Earl and Fairy -An epilogue-
15Sound of tears
16Ulysses
17Peaceful times
18Heart beat
19Got angry
20With fellow
21Past every day
22In U.K.
23Dance party
24In the time of blessing
25Fall in …

BGM簡易解説

01.Earl and Fairy -Main theme-
メインテーマとなるBGMとして作りました。
ハープシーコードの異国的な響きに加え、弦楽器とピアノによる旋律で仕上げています。
このメインテーマを基軸にして、本作品で使用するBGMの音色をこの曲のようなバランスで
調整していきました。作品の雰囲気をこの1曲で表す事が出来るように気を付けてます。


02.Unfamiliarity
序盤のまだ不慣れなエドガー&リディアによる日常的な会話シーンを想定して
作ってみました。少し滑稽な印象の出るTubaに加え、Pizzicateでお互いの出方を
探るような会話をイメージし、カスタネットやトライアングルで味付けです。
後半は色々な音色を使って賑やかな会話の感じも出してみました。


03.The choices
緊迫したシーンを想定して作った曲です。
RPGのような曲になった気がしますが、演出としての雰囲気を出す為に多少大げさな方が
メリハリが出るかなと思いつつ、BGMの全体的なバランスを壊さないよう作ってます。
もっとブラス隊のEQをいじって高周波バリバリな音にした方が良かったかな?と思ったりして。


04.Soft heart -Edgar.J.C.Ashenbert-
エドガーのテーマ的な曲です。
彼が甘い雰囲気を出しているけれどリディアは軽く受け流して拒否体制に
なっている時のような雰囲気、がイメージです。


05.Soft heart -Lydia Carlton-
曲名はリディアですが、どちらかと言うとこちらもエドガーのテーマ的に作成しました。
上記の曲がリディア拒否なのに対し、こちらはエドガーの言動をリディアが
軽く受け入れている時の雰囲気をイメージしてます。その優しさの雰囲気を出してみました。


06.Smiling waltz
楽しい雰囲気用のBGMです。
ワルツ的に作ってみましたが、このような雰囲気の曲を作ったのは初めてかも知れません。
ピアノのフレーズを作る事が意外にも楽しくなってしまい、どんどん勢いで作れました。
途中からバイオリンにも参加してもらって、楽しい雰囲気を表現してみました。
後半にかけて、一旦落ち着かせて雰囲気を変え、そこから再度テンポアップしていく
社交ダンスのようなイメージも含めて作ってみました。結構お気に入りの曲です。


07.Dimly thing
回想や暗めなシーンをイメージして作りました。
ハープシーコードで怪しさを含んだ暗めのフレーズから始め、弦楽器などの加えつつ
メロディーや伴奏を作って行きました。ピッコロが意外にも美味しい味付けになりました。
最近こういった曲を作っていなかったので新鮮な気持ちで作る事が出来ました。


08.The opaqueness
こちらは不安なシーン用に作りました。
9度の音階で不協和音になりそうでならないコードを使いつつ、チェロやバイオリン、
ビオラ等でアクセントを出す演奏にしています。ホルンは雰囲気作りに活躍してます。
後半からはパーカッション等も加えて不安さを助長させてみました。


09.Victory was seen
戦闘シーン用の曲です。エドガー&リディアが優勢な時用です。
比較的メロディアスでアップテンポな曲に仕上げてみました。
緊迫した戦闘ではない雰囲気です。


10.Far relief
こちらも戦闘シーン用の曲ですが、エドガー&リディアが劣勢時の曲です。
上記Victory was seenと同じフレーズを調を変えて用いて作っています。
シーンにシンクロするようなアニメ用音楽的なアプローチで作編曲していきました。
ちょうどTVアニメ「モノクロームファクター」のBGMを担当した後だったので
案外と作りやすかった事を覚えています。


11.Virtuously fairy
妖精のテーマ曲。「善」の属性を持つ妖精のテーマです。
神秘的な雰囲気を持ちつつ、こちら側へ歩み寄ってきてくれているような
そんなイメージをしつつ作ってみました。私自身ファンタジーが好きなので
見た事のない妖精(というか実在しない?)に対して色々思い入れがあったりします。


12.Wicked fairy
こちらも妖精のテーマ曲です。題名の通り、「悪」の属性を持つ妖精のテーマです。
この曲はプロジェクト開始直後に作りました。伯爵と妖精についてまだ予備知識が
十分でない状態で作った事もあり、暗いイメージになっていた曲を「悪の妖精」として
うまく合うように編曲した経緯があります。なので個人的には裏のメインテーマだったりします。


13.The fairyland
妖精界についての解説シーン等を想定して作りました。
淡々と語るシーンだと思い、あまりセリフを邪魔しないような雰囲気重視のBGMとして
作り上げました。私は雰囲気重視になればなるほど制作作業が得意だったりします。
一般的にいう「アンビエント物」が大好きな私でした。大昔、アニメのサントラCDを
無我夢中で聴いていた頃はこういった曲を集めてテープにして聴いていました。


14.Earl and Fairy -An epilogue-
依頼を達成する事が出来、1つのストーリーが幕を閉じる際の曲として作りました。
メインテーマのピアノ版のような具合で作りました。当初ピアノソロでしたが、
もう少し盛り上がりが欲しいなと思い、弦楽器やシンセを加えて現状になりました。


15.Sound of tears
悲しいシーンの曲です。
こういう曲はアドベンチャーゲームでよく作る為、これまた得意なジャンルかも?
作り方としては音色をピアノにセットして、目を閉じて鍵盤に触れ、頭の中にある
イメージと同じ響き(コードではなく、雰囲気的な響きでしょうか)が出た瞬間に
次の音階、その先のコード、そして必要な音色が思いつきます。何度が弾きつつ、
必要な音色をMacintosh+REASONで作ったりしながらシーケンサーに構築していき、
ある程度の固まりを演奏して記録していく、という手法が多いです。


16.Ulysses
ユリシス・プリンスのテーマ。最終的な敵としてエドガーの前に姿を現した時の
不敵な笑いを含んだようなイメージで作りました。その場で戦闘にはならず、
野望や企みが徐々に見えて来るような、そんなイメージです。


17.Peaceful times
日常のBGMです。エドガーとリディア、時間が経つにつれ次第にお互いに慣れて
きたような雰囲気です。Unfamiliarityと同じメロディーを使い対比させています。
当たり障りのないごく普通の曲として作りました。


18.Heart beat
やる気が漲り、心はやる感じ、をイメージして作った曲です。
ジワジワと情熱がわき上がり、そして駆け出す…そんな感じです。
駆け出してからはひたすら走る、走る、走る!というイメージですが、どうでしょうか?
オルガンのようなシンセソロは勢いでズバズバっと即興演奏してます。


19.Got angry
「怒り」をテーマにしたBGMです。怒ってます。プンプンです。
コミカルな怒りではなく、結構重たい怒りな感じです。プンプン。


20.With fellow
ポールやレイブンなど仲間と共に過ごす時間をイメージした曲です。
平和的な雰囲気の中、談笑したり聞き入ったり、庭園等の植物に囲まれた所で
楽しく過ごす…そんなイメージです。私の頭の中には何故か薔薇園が出て来ていました。


21.Past every day
回想や明るめなシーンで使用する曲との事で、こんな曲を作ってみました。
いつもは色々シンセ音色を入れて行くのですが、本作では使用する音色も制限し、
雰囲気を統一させている事でシンプルでもいい雰囲気の曲を作る事が出来ました。


22.In U.K.
英国の土地を象徴するような曲、との指定で作った曲です。
この曲は公式サイトでの試聴曲としても登場しました。
特にシーンの指定は無かったと思います。なのでハープシーコード+弦楽器を
基本にして作ったイメージテーマ的な物です。


23.Dance party
「絢爛豪華さ」という指定で作った曲です。すぐに思い浮かんだのが「舞踏会」。
なので早速3拍子でサクサクっと作った曲です。
私個人的に縁のないシーン想定でしたが出来上がったらこんな曲になりました。


24.In the time of blessing
グッドエンディング用の曲です。
全ての依頼をこなし、その上でエドガーとリディアの未来を祝福するような
甘い感じの物語展開を想定して作りました。エンディングなのでメインテーマを
リフレインさせ、本編スタートから現在までの道のりを思い出させるような感じに
仕上げて行きましたが、どうだったでしょうか?


25.Fall in …
バッドエンディング用の曲、と言えども暗い終わり方ではなく、この曲のように
優しさに溢れたもう1つのエンディングとして位置づけてます。
具体的には口説き魔の手に落ち、依頼そっちのけで甘い生活に傾いてしまう、
というような具合です。「また最初からプレイしてね」という雰囲気で作りました。



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