FlixMix
for PC98x1 / STARCRAFT

STARCRAFT社で私が作曲打ち込みを担当した最後の作品となると思われるパズルゲーム「FlixMix」です。
開発・発売時期は恐らく1994年頃だと思います。PC9821用の記憶しかないですがPC9801用もあったような?
元々は海外のゲームでして、それを国内版に移植する際にパズルステージを増やし、
楽曲もグレードアップ及び追加ステージは追加曲という事で担当しました。
ゲーム的には動画のパズルみたいな感覚ですね。動く絵のピースを揃えて1枚の動画にします。
仕様的にはRhymeStarからバージョンアップしたFM音源ドライバKOLIN2を使い、PCM同期させ
OPNA音源で演奏させています。当然OPN版も別データで作ってあります。
古き良き懐かしい音の響きに浸ってもらえれば幸いです。

2005/11/16 : Takeshi Abo.
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2019/03/-- : 全曲データ救出しました。
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2021/06/27 : 当時のドキュメントを参照して、曲名を正式版としてFix



Special page
[Starfire]
[>FlixMix]
[Rhyme☆Star]
[ツォンヤンジャーヤオ]
[Marionette Mind]
[Might and Magic III SFC]

[STARCRAFT works]
桜 -The SAKURA-
そのまま、桜をイメージした曲です。
サンプリングで鼓と、一瞬三味線を1音だけ入れているという妙な構成ですが、
ゲーム中の曲としてはそれほど耳障りにならず溶け込んでいた印象あります。
(2017/01/24)
足跡 -Whose footprints are these?-
2ループして別展開、という構成の曲です。
パズルゲームだと1プレイの時間が長くなるので、こういった長めの曲の方が有効かなと思っていました。
(2017/01/24)
Brightness morning
割と普通の曲です。RPGでいう所の「街」みたいなノリです。
作曲時も多分それほどパズル要素は意識していなかったと思います。
(2017/01/24)
Cards
元々作ったトランプ用の代替え曲だったと思います。
賑やか過ぎて微妙、との事で作り直した物だったような…詳細忘れてしまいました。。
(2017/01/24)
Penpen Step 2
雑誌やデモで外に向けて出したシーンのペンギンパズルBGMです。
(2017/01/24)
Black or White〜
低く唸るベースにざらついたブレイクビーツを目指して作った気がします。このダークさは当時から結構気に入っていました。ハイハットclose/openの音色にこだわっていくつも作り続けていた事も思い出しました。
トランプ Vulgar casino -ShortMIX-
特にサンプリングネタが時代を象徴しています。データとして作ると結構楽しく、しかも音色の作りがいや繰り返す事によるシューティング的な要素とでも言いましょうか・・・絶妙な相性がFM音源+PCM音源にあるような気がします。
Hard Bass
この曲のOPN版は既に作ってありまして、しかも未使用曲。という事でFlixMixにて復活した曲です。OPN版を元にOPNA+PCM版へと増築しました。OPN版と同じく聞き所的にはタンバリンの音色と、音色切り替え等によって演奏されるベースパートですね。
雲 -Spiritual sky-

FlixMixを制作するに当たってまず最初に作った楽曲です。雲が流れるパズルステージの曲だと思います。低くなり続けるベースは当時私の定番である音色でして、音階によって2〜3の音色を切り替えてます。また、1分37秒からのSweepする音色ですが、これはKOLIN2の機能の1つ、アウトプットレベル(OL)モジュレーションを使っています。FM音源パラメータのOLを段階的にいじる事でこのように周期的にSweepした音色を発音させる事が出来ます。DownとUpで2音色用意すれば一応再現可能ですが、1音色で出来るのはお得です。負荷は考えないとして(苦笑)
Recomposed
ダークな曲から一転して妙に抜け明るい感じの微妙な曲です。5拍子と7拍子なので微妙さが変に表現されているような気がします。書いていて思い出しましたがこの曲は意外にも作るのが面白かったりしました。最初はSCC音源のようなPSG系の音色で全構成しようかと思いつつ作っていたらこれで落ち着いたという感じだったと思います。全パートPSG系音色で演奏させてもソレっぽくて面白かった曲です。
水槽 -A paradise in water-
KOLIN2-FM音源ドライバはPCMの音階を変える機能は持っていません。X68kのように周波数を数段階変える事が出来るのでそれらを応用して音階を利用するしかなかったです。が、その機能を使おうと思いつつ有効に使えなかった記憶がある曲です。曲を作りながらバージョンアップしていくFM音源ドライバKOLINでした。
という事でコーラスは3音だけサンプリングして使おうと計画していた(試行錯誤していた)曲でした。後半のポワポワ音は水槽だから作ってみた、という感じです。
雪 -Imagination-
深々と降る雪景色のステージなので楽曲もそんなイメージで作りました。地味ですが2パートでギターを交互に演奏させていたりしています。どこからどこまでの成分がサンプリングなのかとか聴いてみるのも良いかも知れません。
Suspicion
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Natural sight
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■注意■
制作した楽曲及びデータの著作権は阿保剛が保有しております。
転載および第三者への配付は御遠慮下さい。
Takeshi Abo holds the copyright of the music and data produced.

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