02:Insel null |
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コードとリズムから作った曲です。 ドラム隊は私物お気に入り音源REASONから加工して使っています。 リードは少々ベンドが多めだと思いますが、これ位かけるのも有りかなと。 そしてこの曲がLemu内のBGMに派生していきます。 地上から段々と深海に下っていくイメージです。 |
03:Ersteboden |
こちらは施設内部での日常的なBGMです。 明るい日常のようでどこか陰りがある、とそんなイメージです。 ベースの音色は特徴あってお気に入りです。 そう言えばTR808なCowBellを何年ぶりかに使ったような気がします。 |
04:Zweitestock |
重苦しい空気と閉鎖空間。ディレイを掛けた音はLemu内の音の反射を表しつつ BGMのテーマとなる部分へと繋がっていきます。 |
05:Drittestock |
何か感覚的な不安を煽るダークなサウンドです。音階のはっきりしないシーケンス、 低く何かの動作音のようなベース、そしてLemuのテーマとしているフレーズ。 イメージがかなりまとまっていたので作るのは大分スムーズでした。 DreamCast版ではレゾナンスフィルターを利かせ、シンセサイズした音が独特です。 |
06:Lemurianische Ruine |
晴れた空、流れる雲の元の遺跡をイメージして作りました。 そして同時にこの曲はその明るさと同調した優の曲にもなります。 割と構成的にはシンプルな曲に仕上げています。 |
07:Kosmisher Wal |
海の中を自由に舞うクジラ。その背中には海面からの日差しが投影され 模様のように見えている・・・とそんなイメージで作りました。 後半は沙羅のストーリーを曲のイメージとしています。 ありがちなイメージではなく、本編のペンダント的なイメージで作ってみました。 |
08:Qualle |
クラゲゴンドラに乗って海の中を風に吹かれるように流されるイメージです。 神秘的なイメージとつぐみの排他的だけどその奥に秘めた思いを混ぜた感じです。 イントロでは何拍子か分かりづらいですが一応4/4拍子です。 ハンドクラップの音色が拍子騙しです。この音はドライ音とリバーブ音を分けて サンプリングして別音色として使っています。 |
09:Karussell Delphine |
唯一大人っぽい空とメリーゴーランドをイメージして作っています。 色々構成を織り交ぜていくうちに2分半弱ある曲となりました。 ループ間際のつなぎ部分とか気に入っています。 |
10:Weiser Hund |
ココとピピのテーマ曲です。 中盤から鳴っている「ハッハッ」と聞こえそうな音は電子犬であるピピのイメージです。 後半のメロディーフレーズは無邪気にも幸せを待ち望むココのイメージで作りました。 |
11:IBF Notfall |
危険が迫っているシーンの曲です。 警告音や各種歪んだ音、せわしないハイハット群など心理的に落ち着かない感じに作りました。 序盤で凶暴な水から逃げているシーンのイメージです。 |
12:Tief Blau |
不思議なイントロからそのままドラムンベースへと展開していく緊迫感を煽る曲です。 KORGのM.O.S.S.音源、同AI-Square音源にWaveShapingを掛けた音と個人的にマニアックな 音を多用しています。ドラム隊はREASONから採用しています。 |
13:Kopfsprung |
何か起きてしまった、というイメージの曲です。頭打ちのインダストリアな音や 低音ベース、そして後半にフェードインしてくる不安を象徴する音・・・。 この曲はEVER17の中で個人的に気に入った曲ベスト3にエントリーさせたいです。 |
14:Traum in der Dunkelheit |
音階のはっきりしないベルの音は恐怖と不安をかき立てる物かと思っています。 そんな音やモーションシンセの音、そして中盤の低く「コーーーーン」響く音色など アンビエントシンセミュージックを目指して作っています。 この曲も相当気に入っています。人によっては拒絶されるかも知れませんが・・・ |
15:Hologramm |
イメージ的にはホログラムで立体表示されたLemuの全体像がゆっくりと ワイヤーフレームのように回っているシーンです。 主にそういった解説的なシーンで使われているかと思います。 この曲は耳コピ出来ないように、と密かに目論んでいます。 って耳コピしようなんて思ってくれる人は居ないでしょうけど・・・ EVER17のBGM全体的に普通のGMシンセ等で演奏出来ないような特徴のある音色を 好んで使っています。 |
16:Das Absuchen |
何かとんでもない事を知ってしまった、そしてその事実から来る推測や不安を イメージした曲です。極端に歪ませたスネアドラムの音色やM.O.S.S.音源による FM音源的なシンセ音等さりげなくこだわっています。 |
17:Gedaechtnisschwund |
心情を表す曲が多いBGMですが、こちらもそれ系です。 スネアドラムの代わりとして使っているKORG 01/WでWaveShapingされたエレタムの 音色や怪しげな感じを与えるシタールの音、そして深く沈んでいくようなピアノの 階段など織り交ぜています。 |
18:Drittes Auge |
私的には割と珍しいデジロックタイプの曲です。 ハードウェアの制限の中、こういったフレーズを使うのは少々コツがいるのですが、 それを多用した曲となっています。ディストーションの音や何故かラップしていたりと 少々EVER17のBGMの中では特異かと思います。 が、当時大分駆け足で作った記憶があります。 |
19:Klamauk |
普段の何気ない日常の曲です。 PizzicateとStringsが奏でるワンポイント的なフレーズが気に入っています。 また後半は昔よく作っていたSlapBassの曲のようにベースとメロディーを泳がせてみました。 FM音源時代はこういったベースの曲を好んで作っていました。 私が高校3年位の時期ですからもう今から10年弱前の話です。 |
20:Heilmittel |
「天国はどこにある?」から続く台詞(フレーズ)をピアノの旋律にしたようなイメージです。 思い出が懐かしさと寂しさを呼び起こすような感じです。 他にパートも混ぜようとしましたが、これはシンプルな方が心に訴えかける物が大きい気が しましたのでこれで完成です。 |
21:Wiedergeburt |
Heilmittelをベースに海の奥深くから生還出来た時の感情をイメージしています。 3分半位ありますが、作っている時は全然長さを感じない曲でした。 中盤の間奏でストリングスが入ってくる辺りが気に入っています。 そして曲の後半になると全て終わったというような哀愁へと展開させていっています。 |
22:Karma |
この曲はバッドエンドの曲として作りました。が、上手い具合にシナリオの要所要所へ 盛り込んで頂けたのでかなり効果的な使われ方をされてまして嬉しい限りです。 その時の感情とシンクロして、曲を聴いて物語りをイメージ出来るようにと作曲しました。 1ストーリーを終えてタイトル画面からシーンリストやアルバム等見ると とてもいい具合に私的にグッと来る物がありました。 |
23:Der Mond Das Meer |
子守歌の歌詞を頂いて数時間で完成させた曲です。 歌詞からイメージがしっかりと固まったのでスムーズに完成しました。 実際に歌って頂けるようにと歌詞による音階の上下、音域を考えて作りました。 元々はシンセサイザー版でしたが、BGMでも使用するとの事で内蔵音源へと ダウンサイズしました。 後に歌っている台詞を頂いて歌になるようにシンセの曲と合成したのですが、 それは私がオマケで遊び的に作った物なのでサントラには収録されていません。 |
24:Je nach |
スタッフロールの曲です。 あらかじめ絵コンテに近い物を頂いて数秒単位で画面にシンクロさせるようにと 作曲していきました。実際にご覧になられると分かると思います。 そしてイントロが終わると一転してテクノ曲へ。時間変化していく各音色・・。 実はこの曲、ハードウェアシンセはいっさい使っていません。 全てソフトウェアシンセによる演奏です。 これがREASON(当時Version1.01)の力です。でもこれも5〜6時間で作った物なので REASONの潜在能力の数割しか使っていないと思います。相当強力なソフトと思っています。 各パート別に聴いて頂けると面白いと思います。 テクノが嫌いな人には辛いかも知れませんが・・・(苦笑) そんな私物シンセのREASONですが現在2.0になって更に強力になりました。 でも全然使って遊ぶ時間が無いですけど・・・ |
25:Drittes Auge nehmen |
神秘的な感じのするアンビエント曲です。曲的には多分つまらなく思われるかと思いますが、 この曲はBGMの中でお気に入りベスト3に余裕でランクインする曲だったりします。 好きな7拍子に泳ぐシーケンス、浮かんでは沈むピアノ・・・。作るのが楽しい曲でした。 |
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