12RIVEN -the Ψcliminal of integral-
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12RIVENで使用されている各BGMの解説です。

物語の内容に関するネタバレを記載してます。ご注意及びご了承下さい。

2008/04/18 Takeshi Abo.


店舗特典のアレンジCD収録曲の解説も追記しました。

2008/05/20 Takeshi Abo.





■Integral Code name:Image Theme イメージテーマとして12RIVENサウンドプロジェクトの一番始めに着手しました。 公式サイトで唯一演奏されダウンロード試聴が出来る楽曲でもあります。 打越さんのシナリオ初稿を読みつつメモを取ってイメージを固めていきました。 読み終わった時点で頭の中にあったイメージを新鮮なうちにテーマ曲として 創り上げた曲です。最初に全体の構成を決めてから一気に作曲です。 オープニング等他に資料も無かったので私自身が想定したオープニングシーンを 作るならこんな感じかな〜と漠然と考えながら作った曲でもあります。 以下、当時のメモをそのまま掲載してみます。  イントロ:黒バックに変わったテキストで出る黙示録とかのイメージ。シンクロ。       現代風景がフェードイン。都心部を流れる汚染の進行する川。流れ止まる。       殺伐とした汚い風景から静止した美しい風景。  Aメロ :物語Aの主人公。物語Bの主人公。走る。危機感。       ヒロイン。  Bメロ :時間。一方通行の四次元?。時計。日食。サイクリミナル  再Aメロ:物語Aの主人公。物語Bの主人公。助ける。助けられる。安堵する。  ラスト :再び黙示録。未来は委ねられた。KEYとなる謎の提示? 動き出す時計。
■Peril Code name:ホテル・インテグラル 作曲時はHOTEL INTEGRALという曲名でしたが、諸事情により変更となりました。 焦りの心境。現場へ急ぐ気持ちと、目的地までの距離のもどかしさ、 急がないと命が危ない!という状況です。 楽曲の方はタンバリンやデジタルな音色によるシーケンスで心理的に攻撃してくる感じを 表現してみました。逆再生の音色もアクセントになっているかと思います。
■Psi Code name:謎の男『Ψ』現る 正体不明。その場の違和感。本能的に危険を察知。それらがキーワードの曲です。 コードネームの謎の男とは霧寺の事を指します。むしろ霧寺のテーマ的な位置づけです。 返答次第では…という緊迫感を持たせた雰囲気の曲を作ってみました。
■Danger Code name:再びの危機(緊迫 grade-II) 上の曲「Psi」より更に危険度が高まり、相手がこちらに対して敵意を剥き出しにして 行動に出てきた際のイメージです。緊迫系の曲は派手になりすぎないよう気をつけつつ REASONにてjungle的なリズムを刻みました。中盤はベースを一転させ、こちらも全力の 逃避行動に移った感じにしてみました。
■TimeLeap Code name:時間跳躍 突如、思考が急激に加速し、周りの全ての相対速度と体感速度が一致しなくなる。 練丸が感じた「神」の感覚のシーンを想定して作りました。 現実的ではないが確実な現実に戸惑う様子から、それを受け入れる後半部分という 構成になっています。
■SilentCity Code name:静止した街(Story Theme α-1) 練丸サイドのテーマ曲を意識して作りました。 生命の営みを感じられない無機質感。今後どうするべきか。この世界は一体 どうなってしまったのか、という非現実的な世界観をイメージしました。 前半は舞台、後半は人の居ない都市を彷徨う彼ら・彼女ら自身のイメージです。 12RIVENのBGMを作る上で比較的早期にイメージがまとまった曲でもあります。 また、使用する音色の感覚もある程度固まってきた感じも出てきました。 比較的長めの楽曲ですが、ゆっくりと世界観を味わって頂ければと思います。
■Public Safety 12th Code name:公安十二課(Story Theme β-1) コードネームがそのまま曲名になっています。鳴海サイドのテーマ曲です。 イメージしたキーワードは以下の通りです。  ・公務  ・事件解決に向けて捜索  ・仲間と共に、時には笑い、怒り、涙し、信頼し…。  ・数多くの生命の為、自分の為。 この曲は12RIVENの中でも気に入っている楽曲でして、人間ドラマ的な雰囲気を 込める事が出来たかな?と思っています。 楽曲的にはE.Bass、Guitar、比較的ドライなパーカッション群などSilentCityとは 逆に現実感を感じるような音色を意識的に使ってみました。
■Human Code name:出会い・安堵 悪い人ではなさそうだ、という感じの初対面シーンを想定した楽曲です。 超常現象や事件が続いた後での日常的な出会いをイメージしています。
■Seek out Code name:捜索 ここから3曲程12RIVENのBGMの中で特に気に入っている曲が続きます。 楽曲イメージキーワードは「捜査、捜索。現場検証。関わって来る事への解説。」。 各サイドにてヒトの気配を求めて行動する様子を想定しています。 この曲は自分が作ってみたかった曲として作ってみました。 こういうジャンルの曲がかなり好みでして、曲も音も作るのがかなり楽しいです。 ベース、シーケンス、アルペジオ、リズムなど全パートがメロディー的な位置づけです。 シーケンスの音色変化はFM変調で行っています。ヘッドフォンで左右の広がりなど 空間的な音を追いかけつつじっくり聴いて貰えたら嬉しいです。
■Disease Code name:疾患・ウイルス・病院 Ambient Techno的なBGMです。音を極端に深くし、深く潜り込んで行くような錯覚を 出せるように作ってみました。潜るのは意識かも知れませんし、ウイルス性の物かも 知れない感じです。鼓動のように打つベースと矩形波ベースのツインベースです。 耳を覆うタイプのヘッドフォンや外部スピーカーで聴いてみて下さい。 低周波によるミニマムテクノのような感覚に浸ってもらえれば幸いです。
■Verify Code name:検証・思案 「仮定・過程。原因。疑問。思案」を題材にした楽曲です。 この曲はSeek outの別アレンジなのですが、それに気づいて下さる方が いらっしゃるかどうか…。上のDiseaseともセットで曲を構想しました。 という事でこれもかなりのお気に入り曲です。メロディーを奏でるのとは違い、 シーケンス主義的な組み合わせの曲となっています。この手の曲は作るのも聴くのも 大好きです。こういう曲で1枚のCDを自由に作ってみたいですね。 作れば作る程次なる曲も頭に浮かんできますが、12RIVEN本編のBGM制作へと 復帰するのでした。
■Repressor Code name:回想A・封印した力 1曲目で作ったテーマのメロディーを引用して心情的なシーンの曲として制作しました。 この曲のテーマは「過去、忘れていた記憶、微笑ましくない記憶」です。
■Voyager Code name:回想B・ボイジャー こちらも心情的なシーンで演奏を想定した楽曲です。 シナリオを読んでいてボイジャーのシーンで思いついた感じです。 イメージは「懐かしい想い出。平和だった過去。ボイジャー。天の川」という具合です。 この曲はAc.Guitarで演奏させようと当初から決めていました。
■Pierrot Code name:I must die 謎や神秘の要素を含めた環境的BGMです。バスタブ関連のシーンを想定しています。 そのダイイングメッセージの他、時間についての考察もイメージとして混ぜています。 殆ど前者のイメージが大きく出てしまいましたが…。
■Visitor Code name:出会い2・緊張 Humanは安心出来る出会いの曲でしたが、こちらは胡散臭い不安を持った出会いの シーンを想定しています。その為、シーケンス部分は「Psi」のフレーズとなっています。 このフレーズ=敵意、という印象が出せればなぁと作りましたが、本編でどのように 演出効果として使われているかは未確認です。どうだったでしょうか?
■Laughter Code name:談笑 一転して明るい曲。非日常での休息なイメージです。 こういうシーンも多そうなので何度も聴けるよう意識しました。 エレポップな感じが80年代的で気に入っていまして、店舗特典CDへ収録した アレンジ版でも気に入った曲です。アレンジ曲はREASON4を使用しています。
■It's funny Code name:ミラージュ・コメディー 引き続き明るい曲です。ミラージュというか、遊々のテーマとして作りました。 真剣のつもりでもギャグに見えるような、匍匐(ホフク)前進的BGMです。 曲の方はレゾナンスパラメータをいじりまくりの音色を数多く使っています。 ドライなXylophoneやKarimbaでコメディーさを出しつつ、ドジっ子のような 見てられないようなそんな雰囲気になるよう作ってみました。
■Way Code name:言い争い シリアスシーンを想定したBGMです。意見の食い違いや亀裂、交渉などがテーマです。 ピアノの高音域で心理的に不安の状況を作り、頭打ちのパーカッション系で 全体のリズムを刻み、パッドでコードを、というような作り方をしたと思います。
■Repressor -piano- ■Voyager -piano- ■Silent City -piano amb.- ■Public Safety 12th -piano amb.- 各曲のピアノ版です。 演出面の効果も期待して制作しました。
■Ambient-I code name:ambient-I SilentCityとセットになるかも知れない曲で、志村クラブサイドの環境音楽です。 「善とも悪とも取れない謎めいた要素」がテーマとなっております。 そしてAmbient物、作っていて楽しい曲の1つです。 12RIVEN開発当初では、こういうBGM群が多くなるかも知れない状況でした。 風の音など環境音を多く取り込んだBGMが通常使われ、話が進展したりイベントが 発生すると環境音楽から通常音楽へと切り替わる、というような具合です。
■Ambient-II Code name:ambient-II そしてこちらはPublic Safety 12thに呼応する曲です。 リブロクのテーマ的に環境音楽を作ってみました。 無人の施設、無機質な静寂をイメージして作っています。 この曲も色々変な音作ったりと制作していて面白かったです。 音色はマスタリングまで全曲Propellerhead社のREASON ver.3を使用してます。 音作りの楽しさもあるソフトなので私には理想の環境です。
■Eclipse Code name:日蝕 練丸サイドでの日蝕シーン専用曲として作りました。 打越さんによるシナリオがまた読ませる勢いがあり、この部分は特に専用曲を作って 物語仕立てにしてみたい!と思いました。具体的には以下の通りです。  イントロ:カーテンの隙間からのピンホール。       ばかな!?カーテンを開くが太陽はビルに隠れた  Aメロ: 屋上だ!駆け上がる錬丸とミュウ。胸騒ぎ。  間奏:  薄暗い最上階。太陽は…欠けている!  Bメロ: まさか…日蝕発生。今日は5/21!?驚愕。事実。  A’メロ:〜霧寺登場。 …という具合です。上手い具合にシンクロして頂ければ嬉しいですね。 目を閉じると音とシンクロしてアニメーションしている練丸達が想像出来ました。 曲の方は、ストリングスとギターで押して行くイメージテーマ曲Integralから 継承しています。曲名は最初The eclipseでしたが、Eを大文字にした方が 格好いい気がしたので外しました。The+母音という組み合わせも最近多かったですし。 全くの余談ですが、今の愛車Preludeを購入する前の第1候補がMITSUBISHIの Eclipse GSRでした。リトラの型ですね。その後のは街中で見かけますが、 GSRはなかなか見かけません。
■The illegally of infinity Code name:バッドエンド 「皆エクリプシー。そして時間は止まる。  果てしない時間。無限に繰り返される時間。」 というバッドエンド用の楽曲です。作っていて心地良かったのですが、 気がついたら6分を超える曲になってしまいました。特に長さは修正せず そのままの形で完成としています。 何かの曲名でInfinityという単語を混ぜたかったのですが、それはこの曲に決定です。
■Ocean blue Code name:青髪のミュウ ネタバレしまくりの楽曲解説ですが、これを読まれている方大丈夫でしょうか? イメージしたキーワードは「不変の心。懐かしき幼少時代。本当のミュウ。」です。 eclipse melodyというメモがあるので、作曲前にEclipseからメロディーを 引用しようと思っていたようです。当時Eclipse大分気に入っていましたし。 この曲までが12RIVEN楽曲Aパート的な区切りとなります。 私自身で作成したBGMリストはここまでとなります。 この曲を完成させた翌日にKID倒産の惨事となりました。 なので、それはまさに12RIVEN楽曲完成直後の崩壊、という事になります。
■Counter Code name:反撃 5pb.へ入社して半年程経ったある日、12RIVENのBGM追加としての発注が来ました。 それがここからの3曲です。「バトルシーンで瀕死から反撃」がテーマになってます。 裏打ちなのを隠してイントロスタート、バスドラムが入ってから裏打ちだという事に 気づく構成です。そして47秒からの反撃シーンへと移って行きます。
■Beyond the mebius Code name:エピローグ ピアノメインで暖かな雰囲気のエピローグ楽曲との事で制作しました。 Ocean blueと同じくEclipseからメロディーを取っています。 エピローグはテーマや印象的な曲からメロディーを引用する事を演出効果の 一部として機能するようにと考える事が多く、この曲も例外ではありません。
■Decisive battle Code name:最終決戦 最後に霧寺と練丸の直接対決するシーンを想定して作曲しました。 12RIVENでは圧倒的に速いテンポの曲となっています。 ギターはもっとやかましい位に演奏させていても良かったかも知れませんね。 最終決戦との事で比較的メロディアスにしてみました。 2:19のSEはサイキック戦的なニュアンスで急遽入れてみました。
店舗特典アレンジCD収録曲解説
■Integral -R12R4 mix- 店舗特典のアレンジは「ダンスミュージックのような感じ」という 統一した指定がされていました。ちょうど愛用音源REASONのバージョンを 3から4へアップグレードしたタイミングでしたので、REASON4の練習も兼ねて 作り始めました。副題のR4はその意味です。 曲の方ですが、メロディーとベースだけを使ってがらりと作り替えてみました。 賛否両論あるかと思いますが、アレンジ特典という事で気分転換に聴いて貰えれば幸いです。
■Peril -R12R4 mix- 今回のアレンジで最初に作ったのがこの曲です。 アレンジする楽曲も5曲指定されていたのですが、この曲が来たか!と思いつつ、 リズム先行で作ったのが懐かしいです。この頃Memories Off -your-の作業と平行で 厳しかった時期(いつも厳しいですが…)ですが楽しんで作っていたので 時間的には苦にならないアレンジ作業でした。REASONって素晴らしい! 色々な音色を聴いてみて下さい。
■Visitor -R12R4 mix- REASON4の音源の癖も分かり始めたのですが、奥の深い音源Thor。 いじればいじる程面白い音が出来るのですがアレンジ作業は一向に進みません。 その辺の線引きを自己管理しつつ作っていましたが、この曲は時間を忘れる程 打ち込みが楽しかったです。色々しゃべらせてみました。 プチMCが入るとまた曲の雰囲気も変わって面白くなりますね。 そんなわけでお気に入り曲です。本編に入れたかったです。 12RIVENという枠組みを考えず、フリーで作った曲のような物です。
■Laughter -R12R4 mix- アレンジ5曲の中で一番お気に入りは?と聴かれたら前のVisitorかこのLaughterです。 曲全体の完成満足度からいうとこちらの曲がお勧めかも知れません。いや甲乙つけがたい…。 特にREASON4の機能は率先して使っていませんが、作っていて楽しかった曲です。 子供達の「イェーイ」の声等妙にハマったな〜という具合です。
■Eclipse -R12R4 mix- 前の4曲とは雰囲気を変えてグルーブ感のあるリズム曲へとアレンジしてみました。 音源的にはあまり遊ばず、原曲をイメージを残しつつアレンジしたので、 割と聴きやすいようになっているかも知れません。こういうリズムの曲は作るのが 簡単なので、演奏時間は一番長いですが、制作時間は一番短いです。 時間的FM変調する音色や、ボコーダー関係など音色制作時間が比較的大きいです。

後日店舗特典のアレンジ曲についても追記したいと思います。


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